心房細動の原因の原因は
私が昨年の6月にカテーテルアブレーションを受けてから7ヵ月が経過しました。
術後、5ヵ月半程度は期外収縮らしき不整脈が月1程度で集中して出たりしましたが、今はほとんど意識しなくてすむくらい安定しています。薬を飲むことを気にしなくていいということがとても快適です。
今回は私が受けたカテーテルアブレーションの内容について書いてみたいと思います。そもそも私は、発作性心房細動の治療のためにカテーテルアブレーションを受けました。
アブレーションで焼灼した場所は、
①肺静脈の付け根
②上大静脈の入り口
③三尖弁の付け根
の3ヵ所。
入院前に調べていた内容では肺静脈の付け根を焼くというのが多数だったので、3ヵ所もやるという説明を聞いたときはちょっとびっくりでした。
でもせっかく決心して手術を受けるのだから、考えられることはすべてやってもらおうという気持ちでした。
後で調べてわかったことですが、三尖弁の付け根を焼灼するのは心房粗動に対する処置みたいです。
私にも心房粗動があったのかは確認していませんが、手術前日の執刀の先生の説明のときに”検査はするけど念のために焼いておきます”と言われたと思います。
3ヵ所の焼灼で時間にして3時間ちょっと。
肺静脈の付け根部分の隔離だけだったらもっと短かったと思います。
全身麻酔でのことなので、全く実感がありませんでしたけどね。
鼠径部に残る傷跡を見ると「あ~本当にやったんだな」って気になりました。
手術前、暇さえあれば経験者のブログや病院のHP、Youtubeにアップされている動画などを見て心房細動についていろいろ調べていました。
心房細動はそのほとんどが肺静脈の入り口付近から発せられる電気により、心房内で電気の流れが旋回を始め異常に早く興奮してしまうことにより起こるということでした。
直接の原因はそうかもしれない...。
ではなぜ肺静脈の周辺から電気が発せられてしまうようになるのか...。
ではその原因は...。つまり心房細動の原因の原因はなに?
わかりやすく記載されているものを見つけたので紹介します。
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人間は、心臓が動くための電気が洞結節から電気を送るようになって生まれてきます。
ところが、年をとったり、甲状腺機能亢進症などの病気になったりすると、洞結節以外の変な場所から電気を流すようになります。
その変な場所で最も多いのが、左心房に直結する肺静脈の付け根にある箇所で、生まれてくる前にはそのあたりからも電気信号が出ていたみたいです。そこが再び信号を発してしまう。そして非常に高い頻度で電気を流してしまうため、頻脈の発作になってしまうみたいです。
また加齢により、心房の筋肉が変質することで電気の伝わり方が一定でなくなるため、局部的な通電と断線が起こり、電気がぐるぐる回る(旋回)するようになってしまうそうです。
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もともと洞結節以外からも電気がつくられていたんですね。
それがあるきっかけで再開してしまう。加齢や病気、ストレスも原因と書いてあるHPもありました。
アブレーションは焼灼という手段で、上の文で言うところの”蓋”をあらためてすることなので、上手に蓋ができれば治まるということなのでしょうね。
昨年の11月までは時折頻繁に期外収縮が出てうわっと思うこともありましたが、
12月以降は極めて落ち着いています。
気をつけていること
・飲みすぎ、食べすぎに注意
・睡眠をしっかりとる。
です。
今の心拍数:13~14回/10秒 心電図の波形も見てみたいです。
ばっちり洞調律です。
↓こちらのサイトに経緯をまとめました。ぜひご参考に