不整脈の治療を通して思うこと(術後35日)
7月25日
今日の夜からプロノンは飲まない。
来週の検査でなんと言われるかはわからないが、少しでも薬が減ると気持ちもいくらか前向きになる。
まだしばらくは経過観察ではあるが、このまま順調に心臓のアップデートを完了したいと思う。
さて、今年の3月に調子が悪くなってから、かなりネットでの情報収集をしてきたが、カテーテルアブレーションの体験を記したブログはとても参考になり、クリニックで聞く説明以上によく理解することができた。
知りすぎるのも善し悪しだと思うが、やはり心臓をいじる手術となると不安も大きい。そこですでにアブレーションをした方々のブログは、自分にとっては不安を解消するための良い材料になったのは言うまでもない。
このブログを始めたのも、自分の治療の履歴を残す目的以外に、少しでも同様の不安を抱えている人のためになればと思ったのが理由でもある。
それにしても不整脈で悩んでいる人たちがこれほどまでに多いとは知らなかった。
老若男女問わず、自分より若い人、とりわけ中学生やもっと小さい子でも手術を受けていることがわかると、自分もしっかりしなくてはならないと感じさせられるものがあった。
カテーテルアブレーションを受けてみて、まだはっきりと治ったという感覚ではないが、やってみて良かったと思っている。正直なところ、これからが治ったかどうかの確認期間になると思うが、3泊4日でできる手術。
術後の身動き禁止の時間は結構辛いが、アブレーションそのものは体への負担が少ないのでまたやろうと思えばできる。(現に三浦雄一郎さんは4回したとか。それでエベレスト登頂を果たしているというのはとても励みになる)
薬を飲みながら生活していくことを否定はしないが、不整脈を抑えるのではなく、治すことにチャレンジしていると考えれば、自分も前を向いているのかなと思えるような気がする。(手術を受けないにこしたことはないが)
ただ発作に恐怖しながらカテーテルアブレーションを受けようかどうしようか考えていた3月、4月に比べて、自ら体験した後でホッとしたせいもあるが、
とても気持ちがすっきりしている。再発の心配がないわけではないが、そのときは「またやればいいんでしょ」くらいに思えるので気分的に楽だ。
手術を受ける前も受けてからも1ヵ月があっという間に過ぎていった。
気がつけば時間は経っているので、ゆっくりゆっくり毎日生活していきたい。
今日、会社の健康支援室で測った血圧。138/90 う~ん、ちょっと高い。
脈拍 94 う~ん、ちょっと速い。
記事を書いている今の脈拍 89 おっ!?80台!
ゆっくり、ゆっくりね。
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