先生、お願いします。(術前2ヵ月)
4月20日。前回の検査結果の診察から2週間。
手術を受けるべきか、受けるならどこがいいかいろいろ調べた。
結果、さいたま赤十字病院か群馬県立心臓血管センターで紹介状を書いてもらうつもりでクリニックに行った。
先生
「どうですか?調子は?」
私
「薬のおかげでほぼ収まっています。期外収縮の自覚は一日に数回です。」
先生
「で、考えていただいた結果、いかがでしょう?」
私
「先生、さいたま赤十字病院でも紹介状を書いていただけますか?」
先生
「全然問題ないですよ。どこでも書きます。群馬県立心臓血管センターでもどこでも。全く問題ないです。群馬県立心臓血管センターは以前勤めていた
ことがあって、今でもたまに患者さんに紹介状を書いて行ってもらっています。
この間もまっしーさんより年を召した方が一人で行って一人で帰ってきましたよ」
ー それを聞いたとき、この機会を逃してはいけないと思った。群馬県立心臓血管センターは症例数トップだ -
私
「先生、群馬県立心臓血管センターでお願いします。」
この日、診察を終えて待合室で待っているとき、受付の人から今後のスケジュールの説明があった。予約はクリニックでいれる。予約日が決まったら携帯に連絡する。
予約日が決まったら、紹介状と書類を渡すので取りにきてほしいということ。
など告げられてクリニックを後にした。
後日、心臓血管センターの診察日は5月7日に決まった。
診察の結果、適応ということになると、そこでの次回の予約は入院の予約になる。つまり手術日の予定を決定するようになるとのこと。とても早い。
さいたま赤十字病院だったらもっと時間がかかるに違いない。パイプのある心臓血管センターだからこそ、このスピードで話が進むのだと思った。
待合室でその説明とともに
「こちらの冊子にカテーテルアブレーションの説明が出ています。読んでおいてください」
と渡されたのが「心房細動の基礎知識」
え?心房細動?
ポストイットの貼ってあるページをみたらカテーテルアブレーションの記事。
心房細動にはなりたくないと思っていたのに。まいったなあ。